㈱釜原鉄工所
ベビコンミキサー
概要
生コンを、少量ずつ時間をかけて打設する場合や、地理的条件で生コンの配達が難しい場合は、自前で生コン車を所有する必要があります。しかし8ナンバーの生コン車は、維持費が高いので使用頻度が少ない場合は、経費が割高になってしまいます。ミキサー車の上だけ売ってないかと思われた方はいらっしゃらないでしょうか。
ベビコンミキサーは、車載式の生コン撹拌装置です。エンジン、油圧ユニットなど動力装置を装備していますので、お使いの平ボディートラックにそのまま載せるだけで必要な時間だけ生コン車としてご使用いただけます。
しかもベビコンミキサー自体は荷物扱いなので、税金、保険、車検などの追加の費用は一切ありません。
ベース車両は、トラックに限らず運搬車、或いはモノレールなどでも実績があり、車両が入ってはいけない場所でも活躍しています。
また、生コン撹拌以外の用途として、定置式でゴルフ場の土と肥料の撹拌にも使用されています。
車載例
運搬車搭載例
定置式
使用方法
・ ベース車両
ベビコンミキサーは本体重量990㎏、最大撹拌容量1.0㎥ですので、比重2.3の生コンの場合では、積載量は以下のとおりです。
2t車
3t車
4t車
生コン 0.43㎥
生コン 0.87㎥
生コン 1.0㎥
・車両への搭載
ベビコンを付属の吊金具を使って吊り上げ、トラック荷台に積載します。荷締機などを使って、左右4ケ所をワイヤーで車両に固定します。
※ ベビコンは、生コンを入れた状態では吊り上げ出来ません
・操作パネルの概要
操作パネルの方向を切り替えることで、撹拌/排出の動作が選択できます。尚、ハンドルの倒し具合でドラムの回転速度を無段階に調整できます。(下図上下方向)
また、エンジンスロットルにも連動していますので、少しでも騒音を抑えたい場合にも素早く対応が出来ます。(下図左右方向)
操作パネル
全機種標準装備品
・排出シュート
ミキサー車と同様に折りたたみ展開、首振り可能なシュートを装備しています。
・高圧洗浄機
作業後の清掃用に、水タンクと高圧洗浄機を装備しています。
洗浄機スイッチ部
洗浄機ノズル部
主な仕様
・主要諸元
ダブルポンプ仕様
洗浄時、汚水を排出する際にシングルポンプ仕様では、ドラム回転速度の不足によりドラム内に少量の水が残る場合があります。ダブルポンプ仕様は、約2倍の回転速度で確実に汚水を排出できます。
通常運転モードと洗浄モードの切り替えは、操作パネル横レバーで切り替えます。
後部ホッパー分解型
リース貸出機などは、日々の清掃管理が難しく、最悪の場合、後日固まったコンクリートを清掃しなければならない場合があります。
通常は、点検用マンホールからしか手が入りませんが、後部ホッパー分解型は、後部ホッパー部分のボルトを外すことで取り除けるため清掃作業が楽になります。
・
外観図
Back
Copyright(C) 2008 KAMAHARA IRON WORKS co.,LTD All Rights Reserved.